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パッチギ!

評価   ★★★★☆
監督   井筒 和幸
出演   塩谷瞬 / 高岡蒼佑 / 沢尻エリカ


パッチギ作品紹介
1968年京都。高校2年の康介(塩谷瞬)は敵対している朝鮮高校にサッカーの試合を申し込みに行った際に、音楽室でフルートを吹くキョンジャ(沢尻エリカ)に一目ぼれ。近づきたい一心で朝鮮の歌「イムジン川」を覚えようとするが。
朝鮮と日本という未だに深い問題を正面から向き合い、エンタテインメントとした青春群像劇とした傑作。



2005年日本の映画賞を総ナメした映画。
この映画をみて、「サンジャポの偉そうなおじさま」と思っていた井筒監督に対する見解が180度変わりました。日本と朝鮮の深い問題を重く投げかけながら、ちゃんと救われる場面を持ってくる。本当に感動でした。

出演者の演技もとてもよかったです。朝鮮学校の生徒たちは本当に朝鮮の方が演じているのかと思ったくらい。また、オダギリジョーがとてもいい味を出しているのです。とくに主役級ではないのですが、彼が出てきただけで重い空気が笑いに変わる。すごい存在感です。
個人的には真木よう子さんが印象的でした。

題名の「パッチギ」とは、ハングル語で「頭突き」「乗り越える」などの意味があるそうです。思うに、この題材を青春劇にしたところに映画の勝利があったような気がします。みんな若くて一生懸命で、問題がおきれば「パッチギ」して乗り越える。大人の世界では決して通用しないことを青年たちはやってのけてしまうのです。鴨川を、朝鮮・韓国の国境38度線に例えてケンカをするラストシーンで特にそう思いました。

私は去年までの約10年間京都で生活していましたが、「日本文化」のきらびやかな影に日朝問題が潜んでいるのを身をもって体験しました。部落だって存在しますし、差別も存在します。無くしたほうがいい事は誰しもが思うことですが、どうしても一歩踏み出すことができない。そういう時にこのような映画が「ぽん」と背中を押してくれたような気がするのは私だけでしょうか。

重いテーマを悲劇的に見せるのは簡単ですが、このように青春劇にしてしまう井筒監督の力量に敬礼です。




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[ジャンル検索]ドラマ/青春 | コメント(4) | トラックバック(1)2006/03/03(金)09:57

コメント

これは

まさしく青春映画だなぁと私は感じました

確かに日本と朝鮮の間には一言では伝えられない摩擦のような難しい壁みたいなものがまだ残ってますよね。。。今の日本の若者はそれほどでもないでしょうが朝鮮やその他のアジアの国々の若い人たちは戦争について沢山の事を学んでるから戦争に対する重みや
温度差がだいぶ違いますよね。

この映画の最後の方で康介が「イムジン川」をラジオ局で歌ってて、その曲をBJMに皆が喧嘩してる中
子供が産まれる~って所がなんだかじんわり来ました。
私も井筒監督って実際の所どーなのかねぇ、、、と
思ってたんですが、ちゃんと考えてるんだぁとこの映画を観てみやぽーさんと同じ様に見方が変わりました。ってかみやぽーさん!!京都に住んでたんですね!!私東本願寺の早朝の感じが好きです!!
あとパチンコ屋の名前で「デ・マッセ」に笑いました。
いいなぁ、、、住むのは難しいけどほんとに練り歩きたい街です!!
ビバ京都!!

2006/08/13(日)23:37| URL | かなあみ #- [ 編集]

かなあみさんへ

そーなんです。
実は京都に暮らしていました。
夏は殺人的に暑く、冬は芯から冷えるほど住みにくいところでしたが、それでも大好きな場所です。
だけど、お決まりのパターンで、住んでいるときは全然観光なんかしなかったんです。
今になって、お金を払って京都に観光しに行ってます(苦笑)なーにやってんだか、です。

本当に井筒監督の底力を見せてもらった映画です。
ただの、チョイワルおやじじゃなかった(笑)
私もイムジン川のシーンにじんときました。
それにしても、パチンコ「デ・マッセ」(笑)
さすが、よくチェックが入ってますねv-411

2006/08/16(水)23:34| URL | みやぽー #- [ 編集]

こんばんは。

この間、TVにて鑑賞しました。

正直私は井筒監督は好きじゃありません。
同じ関西人の中でも仲良くなれないタイプだと思っています。いきなりすみません<(_ _)>
だからと言うわけではないのですがこの映画も観ないつもりでしたが、沢尻エリカが出ているので観てしまいました(爆)

でも作品的にはすごくいい内容でした。時代設定にそってちゃんと背景なども丁寧に作られていましたし、テーマなどもしっかりした構成でひしひしと伝わってくる感がありました。

でもね、最初に言ったように井筒監督は好きではないのです(しつこいですね・・・^^;)。
この映画に関してはどちらかというと監督よりも製作者の李鳳宇(リ・ボンウ)さんがいたからこそできた映画だと思います。
李鳳宇さんは映画配給会社の「シネカノン」の社長で、京都出身の在日朝鮮人です。
そうなんです、この映画の内容はこの人の実体験に基づいたものなのです。
在日一世の父と二世の母との間に生まれ、両親の苦労を目の当たりにして育った李社長は、自分が映画界で活躍し、日韓の架け橋になることが、両親の苦難の人生を肯定することに繋がると信じて、ここまで頑張って来たのだといってます。
ちなみに韓国映画ブームの火付け役となった『シュリ』や『JSA』を日本に紹介したのも、他ならぬこの李社長なのだそうです。
すごいと思いませんか?

2007/05/22(火)00:31| URL | ケビン #bBmFigmc [ 編集]

ケビンさんへ

おお、そうだったのですか!韓流ブームの功労者と言うわけですね!
実は、以前李社長とお会いしたことがあるのです。会社の先輩に連れられて行ったシネカノン経営のバーでなんですけど、そのときはそんなに偉い人とはしらず、普通にスルーしてしまいました。
そんな自分に、喝!

ケビンさんの知識量に、毎回感心させられっぱなしです。ブログも素敵だし。
「パッチギ」が李社長がもとになっていたことも知りませんでした。京都と言う土地柄、いろいろ苦労なさったのでしょうね・・・。

2007/05/23(水)22:36| URL | みやぽー #JJQdnNF. [ 編集]

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