スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告--/--/--(--)--:--

スタンド・バイ・ミー

評価        ★★★★★


スタンド・バイ・ミー コレクターズ・エディション【ちょっとヒトリゴト】
「スタンド・バイ・ミー」は夏になるととても見たくなる映画。
初めてこの映画を見たのはまだ「Stand By Me」の意味も分からない小学生のときで、死体を捜しにいく目的がある割には全編を通して盛り上がりに欠け、しかもあっさり終盤を迎えるそのあっけなさに、かなり拍子抜けしたのを覚えている。だけど年を重ねれば重ねるほどこの映画の本当の良さが沁みて沁みてしょうがない。特にクリスの顔を見ればすぐ泣けてくる。もう、これは一種のパブロフ犬現象だと思う。


監督    ロブ・ライナー
出演    ウィル・ウィートン/リヴァー・フェニックス/コリー・フェルドマン/ジェリー・オコネル


⇒ FC2ランキングを見る
⇒ ブログ村ランキングを見る





■ちょっとストーリー■
ゴーティ・ラチャンスはある日、「弁護士クリス・チェンパーズ刺殺される」という新聞記事に目をとめる。クリスはゴーディの子供の頃の親友だった。時代は彼が十二歳だったころにさかのぼる。オレゴン州キャッスルロック。ゴーティはこの田舎町で育てられる。彼とクリス、テディ、バーンの4人はウマが合い、いつも一緒に遊んでいた。
ある日行方不明の少年の死体の居場所が分かったという事を、兄から盗み聞きしたバーンは仲の良いゴーティたちに話し『死体を見つければ英雄になれる』と考えた4人は線路づたいを歩いて死体探しに出かける。



■レビュー■

「Stand By Me」

なんて切なくも純真な言葉なんだろう、と改めて思う。
なんだか心を絞って絞って、それでやっと出てきた言葉みたいじゃない?

この映画は、それぞれに心に傷を持つ少年達の、ひと夏の冒険を瑞々しく描いたアメリカの青春映画の名作にして傑作。
原作はスティーブン・キングの短編小説「THE BODY(死体)」。彼はホラーの帝王と名高い人物ですが、その一方で「ショーシャンクの空に」(原作「刑務所のリタ・ヘイワース」)、「グリーン・マイル」などの感動名作を描く人物でもあり、ホラーと感動作との落差にはいつもながらびっくりさせられます。

20070817184016.jpg思い返してみれば、「スタンド・バイ・ミー」は私が初めて触れたロードムービー。彼らの死体探しの旅は即ち自分探しの旅。結論へ行き着くための過程がこの映画の素晴らしさ。彼らの旅は決して大冒険ではないけれど、それでもこの旅によって得たものはとても大きい。

そして最近気付いたのですが、この映画に出てくる主な女性は主人公の母親のみ。だからこの映画には恋などと言った要素は全くない。
まだ恋をするには幼すぎて、そして自分の心の傷を持て余して、自分と言うものを見つめるには周りの大人の理解や反応に頼るしかなくて。それが12歳と言う年齢の彼らだった。


だけど傍には、自分のために怒ったり悩んだりする、駆け引きも損得勘定もない純粋な友達がいた。

この友達、クリスが本当に良いことを言う。自分が言ってほしいと願うことを言うことではなく、思ってもみなかった言葉が絶妙のタイミングで、傷つけられまいとして張り巡らした心の壁を溶かしてダイレクトに心に響いてくる。この言葉の力は本当に大きい。人生が変化するほど大きい。

そんな大人びたクリスだけど、そんな彼も心に傷を抱えて消化できずにいる。ゴーディはクリスみたいな言葉をかけることはできないけれど、ただ傍にいて話を聞き、何よりも彼を信頼していることにクリスは救われている。

きっとこんな二人の純粋な友情の姿に、この映画が青春映画として傑作と言われる所以があるのでしょう。ある人は純粋すぎる友情に泣くかもしれないし、ある人は大人になった今では、もうこんな純粋な友情を手に入れることが困難な現実に泣くかもしれない。それは女性も同じことで、だから女性が出てこないこの映画にも関わらず、私は感情移入して泣けるのだと思う。

20070817184025.jpgそしてこの映画は友情を続ける難しさも描いている。環境が変われば友達も変わる。友情を保つには、ある種の条件があるような、そんなシビアな一面も持ち合わせている。

「スタンド・バイ・ミー」の魅力の一つであるノスタルジックさは、過去を振り返ると言う映画の形式で尚一層強まっている。未来が先に提示され、過去=映画の内容はその枠組みを越えることはない。だけどその思い出の中の景色は美しく、幼い日の友情は大人になった今も、彼を亡くした今も、唯一無二の存在として常に自分の傍にある。



「Stand By Me」。

「僕の、傍にいて」。





「Stand By You」ではないところに、その切実なる願いの言葉に、ただただ泣けてくる。




【追伸】
ところで、バーン役(指を指している太目の男の子)のジェリー・オコネル。現在の彼、とてもハンサムだと思いませんか?こう言ってはナンですが、かなり意外・・。
ちょっとびっくりでした。

■Before                      ■After
20070817182537.jpg     20070817182510.jpg





改めて、リバー・フェニックスの素晴らしさを思う






 応援をお願いします

ブログランキング・にほんブログ村へ


スポンサーサイト


[ジャンル検索]ドラマ/青春 | コメント(10) | トラックバック(0)2007/08/17(金)19:25

コメント

すごいです

小学校時代で言えばはなまるのはなが3重くらいですw
読ませてもらってとても感動しました。
改めてすごさを知った感じです。
恋の話がまったくないっていうのは言われてみてなるほどと思いました。

スタンドバイミーは自分の映画の原点のひとつです。
何もかもが素敵で、切なくて、そして見ると元気をもらえる。
この映画を十分に語ることのできる文章力を正直持ってません。
それだけすばらしい作品です♪

1枚目の写真のポスカ持ってます!

2007/08/17(金)22:26| URL | そのっち #- [ 編集]

私も!

夏になるとこの映画が見たくなる!!
はじめてみたのは小学生の頃。
でもその頃はこの映画の奥深さのどのくらいを理解してたんだろうと思う。
その後高校生の時と大学生の時にもみました。
今見たらまた違った見方が出来るかも!
ぜひまた見てみたいです♪

2007/08/18(土)00:47| URL | いわしょう #- [ 編集]

そのっちさんへ

そのっち先生、3重丸ありがとうございますv-238
やっぱり思い入れのある映画の感想を書くときは力が入ってしまいます。書きたいこともたくさん!
そして私もこの映画は原点です。

初めて見た小学生のときは、私も彼らと同じ冒険旅行へ出かける立場でしたが、いつの間にか思い返す立場になっていました。ちょっと切ないですね。
まだまだ好奇心旺盛なあの頃のままでいたいものです。


2007/08/18(土)14:16| URL | みやぽー #JJQdnNF. [ 編集]

いわしょうちゃんへ

いわしょうちゃんにとっても夏映画なのね!
何度も見返しているなんてすごいです。
どんどん年を重ねるごとに違った見方ができる映画なんだろうね。なんでだろう。
今回は特にリバー・フェニックスが光輝いて見えました。
今も生きていたら、どんな役者になっているんだろうなあ。。

2007/08/18(土)14:19| URL | みやぽー #JJQdnNF. [ 編集]

いいね

スタンド・バイ・ミーは、歌から入ってましたから、
映画は絶対に見たいと思ってました。

子供の頃の、切ない友達との冒険ごっこを思い出します。
とても、いい映画です。

2007/08/20(月)21:01| URL | リチャード #9wbkgK9. [ 編集]

リチャードさんへ

リチャードさんこんばんは!
コメントをありがとうございます(ぺこりん)
返信が遅くなりすみません。。

この映画は特に男の人にはぐっとくる映画なのかなあと思います。
4人の男の子がG面歩きで線路を歩くシーンなんかカッコよい!私が男の子なら是非真似てみたいシーンです。
これは始めに歌ありきの映画だと後からしりました。
映画に合わせて歌をチョイスしたのではなかったのですね。
最初の出だしが好きです。

2007/08/21(火)23:09| URL | みやぽー #JJQdnNF. [ 編集]

名作ですね。また観てみようかな(^-^)

※『グーニーズ』も観たくなる♪

2007/08/23(木)11:38| URL | たかし #- [ 編集]

たかしさんへ

名作ですよ~♪
忘れた頃に見たくなります。
で、見るたび泣きます。
リバーが演じるクリスが実際のリバーと重なって見えるのも切ないです・・。

2007/08/24(金)21:28| URL | みやぽー #JJQdnNF. [ 編集]

お久しぶりです☆

僕もこの映画好きで何度も観ていて、みやぽーさん同様クリスの輝きに特別な思いを感じています。

思春期の頃、劇中の彼に憧れ白い無地のTシャツにコンバースを履き、野球部でもないのに頭を丸めた事があったのですが、はっきりと「似合わない」と言ってくれた友達がいたので致命傷は負わずに済んだのですが、そう言った意味でも友達の大切さを感じられる特別な映画です。
まぁ、坊主頭が似合わないことは床屋を出る前に、鏡に映る貧相な少年を見て薄々は感づいていたのですが、白いTシャツとコンバースでバランスを取ってくれるのかな?と楽観的な部分を断ち切ってくれた友達に感謝です。

それはそうと、バーンは良い男になりましたね。陸橋の上を泣きべそでヨチヨチしていた男には見えません。

2007/09/20(木)01:51| URL | ピクセル #- [ 編集]

ピクセルさんへ

お久しぶりです!
返信が遅くなりごめんなさいm(_ _)m

申し訳ないけれど、ピクセルさんの青春の思い出に、思わず微笑んでしまいましたv-398
憧れます憧れちゃいます!
そのまま線路を歩いてどこまでもって感じですよね~。
とても感性豊かなピクセル少年だったことが分かって嬉しいです。

女の私はクリスのような少年に憧れたなあ。。
白いシャツにジーパンに、コンバース。
そして坊主頭!(←重要)
きっと今も惚れます。


2007/09/22(土)18:25| URL | みやぽー #JJQdnNF. [ 編集]

コメントの投稿


秘密にする

«  | HOME |  »


プロフィール

みやぽー(miyapoh)

Author:みやぽー(miyapoh)
年齢 : 中田世代
趣味 : 映画鑑賞、旅行、読書、音楽
好き : ワンコ狂い・お好み焼き狂い
苦手 : 事務作業、ゴキ、徹夜

みやぽーの「秘密の本棚」もよろしくね♪

リンクフリーです。



最近のコメント

最近のトラックバック

みやぽー愛用♪

TSUTAYA online

いろいろな新作情報がありマス。 関東方面の試写会応募もできるヨ。

映画を楽しもう

パソコンで座席が予約できますヨ

映画館で並ばずにチケットが買える!

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。