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花とアリス

評価        ★★★★☆
監督/脚本/音楽   岩井俊二
出演        鈴木杏 /蒼井優 /郭智博

花とアリス 通常版作品紹介
おてんば娘アリスと、一見おとなしい少女ハナ。中学卒業を控えた2人は同じバレエ教室に通う親友。ハナは高校生の宮本に秘かな想いを寄せていた。宮本を尾行し隠れて写真を撮りまくるハナ。やがて彼女とアリスは宮本と同じ高校へ進学し、ハナは宮本と同じ落研に入部する。“寿限無”の完全制覇に余念がない宮本は、ある日いつものように歩きながら落語の本を読んでいると、シャッターに頭をぶつけ転倒してしまう。後をつけていたハナは慌てて駆け寄るが、宮本が記憶喪失らしいと知ると、とっさに恋人のフリをしてしまう。一方、アリスは街でタレント事務所にスカウトされるのだが…。



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「花とアリス」は、もともとは「キットカット」の日本発売30周年を記念して制作され、インターネット上で配信が開始されたショートフィルムを、改めて劇場版に製作したもの。。だから劇中にさりげなく(てかモロ?)アリスが「キットカットオーディション」を受けるシーンがあり、しっかりアピールをしている。

20070803171451.jpgそれはともかく、この映画はまるで8ミリビデオで撮ったインディーズの自主制作の映画のような風合いだけど、でもそこに映る光や色、カットなどはこれぞ岩井俊二と言う彼独特の世界が広がっています。誰が言ったか知らないけど、リリカルという言葉はまさにぴったり。ただでさえ、思春期、友情、恋などのキーワードには大人には甘くノスタルジックに響くのに、そこにそんな叙情的な映像をあてがわれたら、惹かれないほうが可笑しい。

ストーリーもそのリリカルな映像に相応しく、ちょっと不思議で、ちょっと変で、だけどとても優しい物語。穏やかな湖のように淡々としているけど、だけど時々そこに石が投げこまれ、そこに起こる波紋が見るものの心を掴む。巧くいえないけど、そんな感動がありました。

3そこに、鈴木杏ちゃん、蒼井優ちゃんの瑞々しい実力派の役者が動き回るのだから、もう絵は完璧です。思うに、岩井監督の世界と優ちゃんはとても相性が良い。だからか、本来の主人公は花(杏ちゃん)だと思うのですが、そして彼女もとても良い演技をするのだけど、最後にすべて優ちゃんが持っていってしまった(笑)
ただ、広末涼子や阿部寛、ルー大柴などの数々のカメオ出演が、せっかくのリリカルな世界を現実くさくしてしまっていて、そこだけは苦笑するしかなかった。ちょっとしたお遊びなんでしょうけど、まったくしょうがないったら。そして非常にもったいないったら。

そして本当に、二人の若い女優の表情がよかった。花の、ウソをつき続ける必至さと勝手さと素直さの表情、優ちゃんの、奔放なんだけど裏に潜む寂しさの表情。多分今はもう出来ない表情なんだと思う。そんな少女から大人への表情を撮れた監督、綺麗にフィルムに残せた女優たちは、お互いにラッキーなのでしょう。

ゆったりと流れる風景とノスタルジックな映像、色と光と影と。
そこに重なるのは、岩井俊二作曲の優しい音楽。(←これにはびっくりした!)
監督の脳内には常にこのような風景が映っているのでしょうね。
監督は優しい人なんだろうなあ(と思いたい)。


疲れたココロに効く清涼剤のような映画。
これからも、たまに見たくなると思う。





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[ジャンル検索]ドラマ/青春 | コメント(0) | トラックバック(0)2007/08/03(金)15:52

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みやぽー(miyapoh)

Author:みやぽー(miyapoh)
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