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時をかける少女

評価          ★★★★★
監督          細田 守
原作          筒井康隆
脚本          奥寺佐渡子
音楽          吉田潔
キャラデザイン   貞本義行


時をかける少女 通常版作品詳細
 明るく元気な高校2年生、紺野真琴は、優等生の功介とちょっと不良な千昭と3人でいつもつるんで野球ばかりして楽しい毎日を送っていた。そんなある日の放課後、真琴は理科準備室で、突然現れた人影に驚いて転倒してしまう。その後、修復士をしている叔母・芳山和子のもとへ自転車で向かった真琴は、ブレーキの故障で踏切事故に遭ってしまう。死んだと思った瞬間、真琴はその数秒手前で意識を取り戻す。その話を和子にすると、和子は意味ありげに、それは“タイムリープ”といって年頃の女の子にはよくあることだと、冗談とも本気ともつかない説明をするのだった。最初は半信半疑だったが、いつしか使い方を覚えて些細な問題でも簡単にタイムリープで解決してしまい、すっかり調子に乗る真琴。そんなある日、真琴は千昭から突然の告白を受ける。3人の友だち関係がいつまでも続くと思い込んでいた彼女は、動揺のあまり、タイムリープで告白そのものをなかったことにしてしまうのだが…。


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いやもう、ほんとう、最高!!

期待しすぎると裏切られる作品が多い中、この映画は期待した以上のものを見せてくれました。

こんなにクオリティの高いアニメ、ジブリと藤子不二雄作品(初期)以外で初めてかも!


1



内容は、「タイムリープ」と言う特殊な能力を使って起こる出来事と、少女の大人への変化を描いた青春ファンタジー物語。
「過去に戻る能力」と言うのは、今まで散々出てきたものだし、それ自体には魅力を感じていなかったのですが、だけど、主人公真琴の日常でその力が使われることによって、こんなにも新しい物語になるとは驚きです!

話としては、『バタフライ・エフェクト』にデジャブを感じたりもします。だけど、感動のベクトルが全然真逆。同じ題材を扱っても、料理する人が違うとこうも異なるという、良い見本のようなもの。

タイムリープと言う力を得た真琴は、食べれなかったものを食べたり、失敗したことをやり直したり、遊ぶ時間を増やしたりと、たわいのないことに使っては楽しんでいる。受験の時に使えばいいのになあ・・・などと言う、私のような腹黒い考えは微塵もなく、単純にただ楽しいために力を使う。
だけど、過去にもどってやり直すことで、他人にしわ寄せがくる事実を知り、タイムリープがはらむ危険性に気づき始める。

17歳。高校生。青春。
このワードたちだけで、すでに私の胸はきゅんきゅんなのですが、何が一番良いかって、真琴と功介と千昭の三人の関係!今更三角関係?と思うことなかれ。簡単にくっついたり、離れたりと、そんな簡単ではないのだから。

ずっとこのまま仲の良い3人でいたいと願う真琴。タイムリープを使ってまでそれを維持しようとがんばるけれども、どうしても3人の関係は変わって行く。時間が流れると言うことは、そういうこと。
仲が良い友達と恋。その感情の境目は結構あやふやで、実のところ真琴にも自分の本心がわからない。だけどそれに意識してしまった時点で、もう恋は始まってしまう。そうすると、図らずとも3人の関係も変わっていってしまう。

映画には、このような微妙な心の揺れがちゃんと描けているのがすごい。そのせいで、その頃の自分が感じていた、「このまま時が過ぎなければいいのになあ」と言う思いがこの映画で鮮やかに蘇ってきて、切ないような甘酸っぱいような、久しぶりにそんな感情に支配されてしまった。

2そして、楽しげな前半と打って変わってのサスペンス風味の後半。自分がタイムリープしたためにおこるしわ寄せを食い止めようと、さらにタイムリープを続ける真琴。なのに起こる悲劇。

一生懸命誰かを想って「時をかける」真琴の姿は、かなり胸をつくものがあります。自分が全ての根源であることを知っているための、真琴の悲痛な叫び。本当にこれはアニメなのかと、思うほどの緊張感。

もちろんタイムトラベルものの特有の突っ込みや、ちょっと気になるご都合主義も無いことには無いのですが、アニメと言うことでそこらへんの違和感はあまり目立つことはなく、そして何よりもそんな違和感を吹き飛ばすくらいのテンポの良さと爽快感がこの映画にはあります。


そんな完成度の高い映画を製作したのは、細田守監督。
『ハウルの動く城』では、後に降板となりましたが、監督を務めていた人のようです。ジブリといろいろ騒動があったものの、宮崎監督は彼の実力を認めていて、世間ではジブリの後継者との呼び声が高いそう。

監督についての言葉はいりません。この作品が全てを物語ってくれています。だけど、私からも一つお願いします!


どうぞ、どうぞ迷走を続けるジブリを救ってあげてください!


タイムリープと言う特殊な能力が遺憾なく、また不自然さなく発揮され、テンポ良く進んでいく本作。
17歳の少女と言う、まだ未熟さの残る主人公が織り成す瑞々しい成長物語。

本当、全力でオススメしたい、そんな映画です。



音楽とその使われ方が、すごくイイ!!




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[ジャンル検索]アニメ | コメント(13) | トラックバック(0)2007/05/20(日)20:32

コメント

良さそうですね!

みやぽーさん、こんばんは!

オススメしてもらった翌日TSUTAYAに行ったらこれありましたよ!
みやぽーさん5つ星なら間違いなさそうですね!

でも行ったその日まで「半額DAY」
泣く泣く旧作借りて来ちゃいました。
折角教えてもらってたのにゴメンです。

今週返却しに行ったとき、借りてきます!
でもそーいう時に限って全部レンタル中だったりして。

2007/05/20(日)22:38| URL | らい #- [ 編集]

らいさんへ

機会がありましたら、ぜひ!
『耳すま』が好きなら、この映画も楽しめると思います。
私は過去の『時かけ』を知らないのですが、きっとこれが一番傑作だと思っています。

私も半額デーに3本借りました!
まだまだ見たい映画がたくさん・・。
時間を上手に使ってたくさん見たいな。

2007/05/20(日)23:15| URL | みやぽー #JJQdnNF. [ 編集]

最近、アニメでこれーってのがないから、見てみたい!!
ほんと、現実逃避できるような、昔見たジブリのような衝撃を受けるアニメに出会いたいです。。。

2007/05/21(月)00:29| URL | いわしょう #- [ 編集]

いわしょうちゃんへ

ジブリ好きないわしょうちゃんなら、楽しんで見れるはず!!
でも昔のジブリの壁は厚いから、それを越えるかどうかは・・う~む、ちと怪しい・・。
でも、どうぞきゅんきゅんしちゃってください♪
またジブリのセリフで遊ぼう!!

2007/05/21(月)20:24| URL | みやぽー #JJQdnNF. [ 編集]

原田知世の実写版に思い入れのある人も納得の出来でしたね。あとで気がついたんですが、真琴の叔母(実写版の
話)の20年後って設定だったんですね~。それなら、芳山和子役の声優も原田知世でいって欲しかったなあ、とちょっぴり思いました。

2007/05/22(火)01:32| URL | TAR #- [ 編集]

観ましたよ!

去年夏、評判の高さにつれられて、観に行きました。
夏に相応しい爽やかな作品だったと思います。
少し最後の方は、切なかったりして。
最後の音楽もよかったですね。

2007/05/23(水)18:55| URL | ちゃーさん #- [ 編集]

TARさんへ

私は、有名すぎる原作も何度も製作された映像の類も全く未見だったので、とても新鮮なキモチで見ました。そして、過去の原田知世の映画を見たくなりました(^-^)

>それなら、芳山和子役の声優も原田知世でいって欲しかったなあ、とちょっぴり思いました。

なるほどなるほど。
それこそ「時をかける」感じで、面白そう!旧作ファンにもたまらないですよね。
製作者、そこに気を遣って欲しかったぞ!

2007/05/23(水)22:44| URL | みやぽー #JJQdnNF. [ 編集]

ちゃーさんへ

そうなんです!私も全く興味がなかったのに、異様な評判の高さにびっくりして興味を持つようになったんです。だけど気付いたときには、映画はひっそりと終わっていて、ものすごく後悔しました。
ゲドよりこちらをもっと多くの映画館で上映して欲しかった・・・。まあ、フィルムが少なかったみたいなのでむりでしょうが。
こんな傑作電波をキャッチ出来なかった自分に、喝!!
(ちょっと『エヴァン・ゲリオン』風のイラストに、距離をおいてしまったのがいけなかった・・)

2007/05/23(水)22:48| URL | みやぽー #JJQdnNF. [ 編集]

「時をかける少女」は、原作も読み、NHKドラマ(年がばれるなー)も見て、原田知世(いまいちだったー)も見ています。他にも単発ドラマで内田有紀もやってました。
実写ばんはやはり、昔のNHKドラマが新鮮だったです。あとのは、どーも初恋恋愛路線って感じで。

でもみやぽーさんが絶賛するアニメ版は気になりますね。
今度見てみますね。

2007/06/01(金)21:52| URL | ふくちゃん #- [ 編集]

ふくちゃんさんへ

私は有名すぎる原作も、ドラマも一切見ていなかったんです(苦)思い出すのは、あの原田知世の脱力系な歌声のみで(笑)
だから新鮮で面白かったのかも知れませんが、アニメ版「時かけ」は単なるリメイクではなく、姪の話らしいので、また前作とは違う楽しみがあるかなーと思います。
恋愛恋愛してない・・・かな?
見た後の、ふくちゃんさんの感想を是非聞きたいです!

2007/06/02(土)00:16| URL | みやぽー #JJQdnNF. [ 編集]

やっと観ました!

みやぽーさん、こんばんは!

これ凄く良かったです!

「ずっとこのままいられたらいいのに...」

真琴と功介と千昭の三人のこの関係は、きっと誰もが思うことだと思います。

タイムリープという特殊能力を得ても、それを大切な仲間の為に使う真琴。もうちょっと巧く使えば?と思うのですが、一生懸命時をかけている真琴の姿見たら、とても言えません。

ホント純真で気持ちのいいアニメです。
久々に良いアニメ観られました。情報ありがとうです!みんなに教えたろ(^-^)

2007/07/04(水)21:34| URL | らい #- [ 編集]

らいさんへ

そこまで絶賛されるとは!
オススメしてよかったです(^-^)
これが単館扱いだなんて勿体無い!
ジブリ並みに扱われてしかるべきです!
細田監督をこれで初めて知りましたが、宮崎監督以外にもすばらしい人が居るということに、あらためて日本のアニメのレベルの高さを思いました。
ああ、是非ジブリの後継者になっていただきたい・・。

2007/07/05(木)21:20| URL | みやぽー #JJQdnNF. [ 編集]

土曜日にテレビで

観ました

お、だいぶ前にみやぽーさんがお勧めしてたのだ!と思って一人で・・・・テレビの目の前で(1メートル範囲内で、良い子はまねしないでね!!で)

でも本作品が始まる前にブレンディ原田さんの「時をかける少女」を紹介しつつ始まりました。
何故か観てるこっちが恥ずかしくなる昔の角川映画・・・
その演技力、セリフのボー読み具合
不思議なCG???この時代は合成と言うのでしょうね。

青春時代を思い出しつつ何故こっちが恥ずかしいのか解からなくなるこの映画を本編前に流しちゃって

どんだけ~っっ!!でした。

本編はテレビなのでお約束の「おっっ」的シーンでブチッッ
はい続きはCMの後!みたいな・・・

だけど私は主人公のアサハカ過ぎる所に苛々しました

なんでそんな大事な力をくだらない事全てに使ってしまうの??告白だって自分の本心を返事で言えばいいのに

と・・・結局派待って観てたんですねぇ(笑)

だから最後に彼が言った一言

「未来で待ってる」に私は「待ってて~~」と
きききりん(漢字忘れました)の「じゅり~~っっ」状態でございました。古くて解からないかな・・・

ちなみに私も本名は和子です

きっと作品の中の和子のように魔女おばさんどころか
闇の総裁と言われるほどダークネスです。e-277
旦那さんに「地獄見るよっっ」とか「殺されたいのかい」
「痛い目みるよっっ」とよく言われてます。
お互いMです。きっとe-250

2007/07/24(火)08:43| URL | かなあみ #- [ 編集]

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プロフィール

みやぽー(miyapoh)

Author:みやぽー(miyapoh)
年齢 : 中田世代
趣味 : 映画鑑賞、旅行、読書、音楽
好き : ワンコ狂い・お好み焼き狂い
苦手 : 事務作業、ゴキ、徹夜

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