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マリー・アントワネット

評価     ★★☆☆☆
監督     ソフィア・コッポラ
出演     キルステン・ダンスト  ジェイソン・シュワルツマン  リップ・トーン   
        ジュディ・デイヴィス


PC作品詳細
14歳のオーストリア皇女アントワーヌは、母マリア・テレジアの意向によりフランス王太子のもとへと嫁ぐことに。フランスへ渡り、王太子妃マリー・アントワネットとして、ヴェルサイユ宮殿での結婚生活に胸をふくらませるマリーだったが、その実態は朝から晩まで大勢のとりまきに監視され、悪意に満ちた陰口に傷つく日々だった。さらに、15歳の夫ルイはまるで彼女に興味を示さず、世継ぎを求める声がプレッシャーとなってマリーにのしかかる。そんな孤独や不安を紛らわそうと、おしゃれや遊びに夢中になり贅沢三昧を繰り返すマリーだったが…。


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メルシー伯! ノアイユ婦人! ポリニャック伯婦人! デュ・バリー婦人!
そして、フェルゼン伯爵~♪ 


いたのね、本当に実在していたのね。猛烈に感動だあ~~~っ!!

なーんて、特にワキキャラに興奮する私。
だって私は、「ベルバラ」こと「ベルサイユのバラ」の大大大ファンなのだ。
漫画の単行本だって全巻もってる。
6歳のモーツアルトが幼き日のマリー・アントワネットに求婚したことも知ってる。(共に生誕250周年)
世界史もそこだけは自信があった。『三部会』とかも語れちゃう。

そのほかにも、
「あ、この場所、シャルロットが飛び降りた階段ぽい!」など、
映画の内容とは全く関係ない部分での、カルトな1人遊びをしては楽しんで参りました。


この映画は、フランス政府の協力の下、実際のヴェルサイユ宮殿での大規模な撮影が実現したことでも話題になった作品。しかしそれにも関わらず、 カンヌ映画祭ではブーイングが起こった問題作でもあります。

でも見て納得。これはブーイングでも仕方ない・・・


2ご存知マリー・アントワネット(面倒なので以後アントワネット省略)は、14歳の若さで政略結婚させられ、18歳で王妃になり、浪費を繰り返してフランス革命の断頭台の露と消えた歴史的人物。
しかしソフィア・コッポラは、「そのような教科書に出てくるよう人物としてではなく、マリーの目線で内面を描きたかった」と言い、ガーリッシュな映像やロックな音楽からも分かる通り全く新しい青春映画にしてしまっている。

着眼点はよかったと思う。
窮屈な生活、満たされない欲求、寂しさを紛らわせるために浪費したり浮気したりするのは、現代の女性にも通じる感情。
実際監督は、いろいろな手紙や書物からマリーの人格を研究したそう。その上で、フランス革命を中心にするのではなく、普通の女性と言う部分にスポットライトをあてて新しいマリーの魅力を引き出そうと試みたようだけども・・・
その設定にムリがあったのか、監督の手腕の無さなのか、とにかくそれが失敗に終わったなあと言う印象。

1大体、マリーを普通の女性として描くと言うのは相当高度な技。だって彼女が歴史的に有名である大きな理由は、やはりフランス革命が背景にあったからこそで、その不幸との対比がなかったら、マリーは単なる浪費家のセレブ。初めはものめずらしいセレブっぷりも、それが延々続くだけで、こちらとしては飽きてしまうのだ。

そのセレブな浪費も、満たされない寂しさややるせなさが原因であることをきっちり描いてあったら、まだ彼女に共感も同情もできて新らしいマリーの姿を発見できただろうけど、その大切な部分でさえも非常にあっさりとしか描かれていなかった。だからせっかくのマリーの目線も心情も映えることは無く、その上彼女の印象も映画を見る前と少しも変わることが無い。
普通の女性としてマリーをを描くのであれば、個人的には母として、妻として、1人の女性としてのマリーの姿をしっかり見せてほしかったのだけど。

3もしくは、あのガーリッシュな世界で、あの音楽で、キルステンが演じると言うならば、いっそのこと思い切り突き抜けた、新感覚の明るい映画にしてしまえばよかったと思う。と言うか映画の予告を見た人はきっとそれを期待して見に行ったのではないかな。少なくとも私はそうだったけど、実際は予告の雰囲気とはまるで違う、どちらかと言うと映像で魅せる静かなプロモーション的な映画だったので、そのギャップにびっくりしてしまった。

伝記的にマリーを描くことは、きっとそれほど難しくない。
なのに敢えて新しくマリーを描きだそうとしたことや、ベルサイユ宮殿での大規模な撮影に踏み切ったチャレンジ精神は賞賛に値するけど、私の中ではソフィア・コッポラ監督の力量に疑問を持つ結果になってしまった。映画としてのフィクションと、実際のマリーのリアルさを巧く融合できていれば、面白い作品に化けたのではないかと残念にも思う。

まあ、これはベルサイユ宮殿の豪華絢爛と、かわいいドレスなどの雰囲気を味わう、マリーじゃなくてソフィアの世界と言うことかな。

聞けばカンヌ映画祭で唯一受賞したのは、映像でも脚本でも音楽でも監督でもなく、マリーのペットを演じた犬だと言う。(その名もパルムドッグ賞

これって・・・ちょっと微妙なカンジ。


予告が一番面白いと言うウワサが・・・



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[ジャンル検索]ドラマ/ロマンス | コメント(8) | トラックバック(0)2007/02/09(金)19:00

コメント

辛口批評ですね(^^;
確かに自分も予告を見て、歴史とか格式とかをまったく無視した、奇抜な映画を期待していました。
そんな期待を持って見てはいけないんですねw
うーん、見ようか見まいか余計に迷います!
ヴェルサイユ宮殿の映像は見ているだけで楽しめそうですが。。。

2007/02/09(金)23:29| URL | そのっち #- [ 編集]

そのっちさんへ

抑えつつも辛口になってしまいました・・(苦笑)
これは予告のイメージがあまりにもよく、期待しすぎたことが原因かなあ・・。
残念ながら私には合わない映画でしたけど、「この映画が好き」と言う意見も多数聞きます。
だからそのっちさんの意見も是非聞きたいです!
ベルサイユ宮殿は大画面で見る価値はアリ。スケールがとても大きくてびっくりですよ!
壁の装飾一つにおいても歴史の重みを感じました。

2007/02/11(日)00:49| URL | みやぽー #JJQdnNF. [ 編集]

あー!!

みやぽー様
遊びにきてみました(*^o^*)
何気にソフィア・コッポラ好きなんです。
「バージン スーサイズ」も「ロスト イン トランスレーション」も観てるので、この作品ももちろん観に行こうかな~!と思ってたんだ。

でも「ガーリッシュでロックミュージックを使った青春映画」って表現、なるほど。っていうかやっぱりね~。って思いました。
多分、それが彼女のテイストなんです。これまでの作品もそんな感じでした。
映像はキレイで静かでなんとなくダルイような雰囲気で進んでいくっていう。そんな彼女の世界が私は結構好き。
ただ、テーマによってだよねー。
常に同じ表現方法では限界があるからね。
でも観に行っちゃう!気がする。

でも、いつも撮影許可が中々降りないような所の許可をひょい!と貰ってしまうのが凄いね。父のパワーかしら??

2007/02/12(月)00:31| URL | かな #T61DVtR6 [ 編集]

かなさんへ

初コメありがと~♪
そっかー、「バージン スーサイズ」も「ロスト イン トランスレーション」好きなかなさんなら多分楽しめると思います。
まさしく気だるく進む映画でした。
それがソフィア監督のカラーなのね。なるほど。

だけど色使いはとても綺麗で、ナイキの靴とか転がってたりして、遊び心は満載。そういうセンスはすごいなあと。

かなさんも映画好き?今度また何か見に行きましょ~。試写会もお誘いするわ♪

2007/02/13(火)21:37| URL | みやぽー #JJQdnNF. [ 編集]

ほほぅ。
では、やっぱり観てきます!

映画はかなり偏った観かたをしていますがf^^;基本的に好きです。

この三連休はDVDを3本みたよ!
観たかったけど観そこなってたやつ。「下妻物語」「戦場のピアニスト」「イン ハー シューズ」の3本。

このブログは次に何を見ようか悩んだ時に参考にさせていただきまする。

映画、一緒に観に行きましょう!!
誘って♪誘って♪

2007/02/13(火)22:45| URL | かな #- [ 編集]

かなさんへ

「イン ハー シューズ」は私も大好き!「下妻・・」も面白い!「戦場の・・」はまだ見てない・・戦争ものはちょっと苦手で(苦)
ピアニスト、と言うことで気になっているのだけどね。

また一緒にいきましょ!

2007/02/15(木)09:08| URL | みやぽー #JJQdnNF. [ 編集]

希望では

もっとイジって、思い切りパロディーに仕上げた方が良かったと思ったのは、僕だけですかね。

やっぱり、期待はずれという印象が否めません。

2007/02/22(木)23:29| URL | リチャード #9wbkgK9. [ 編集]

リチャードさんへ

初コメありがとうございます(^0^)
私も同意見です。
思い切り突き抜けた新しいものを期待していただけに、ちょっと残念。
ラストも「え?え?え?」って言うカンジで、しばしボーゼンとしてしまいました(笑)
ちょっと面白くなってきたと思ったのにな。
でも、そのユルダラさがソフィアの特徴なんでしょうね。

2007/02/23(金)22:55| URL | みやぽー #JJQdnNF. [ 編集]

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プロフィール

みやぽー(miyapoh)

Author:みやぽー(miyapoh)
年齢 : 中田世代
趣味 : 映画鑑賞、旅行、読書、音楽
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苦手 : 事務作業、ゴキ、徹夜

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