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パフューム

評価       ★★☆☆☆
原作      『香水 - ある人殺しの物語』パトリック・ジュースキント    
監督/脚本   トム・ティクヴァ
出演      ダスティン・ホフマン/レイチェル・ハード=ウッド


PC作品紹介
悪臭が立ちこめる18世紀のパリ。孤児のグルヌイユは生まれながらに体臭がなく、かわりに図抜けた嗅覚を持っていた。やがて香水調合師となった彼の名声はパリ中に響き渡る。究極の香水を求め、めくるめく饗宴が繰り広げられる中、彼はある処女の肉体に鮮烈な香りを見出す。そして、その芳香を香水に昇華するためのある方法を…。未曾有の衝撃が、五感を貫く!







完成披露試写での鑑賞。
上映は2007年3月。

「あのスピルバーグが映画化を熱望した全世界1200万部以上の大ベストセラーが遂に完全映画化!」
「ドイツ映画史上最大の製作費をかけた最高傑作!」
「史上最もセンセーショナルな結末を持つ禁断の大ベストセラーが映画化!」
「早くもアカデミー賞最有力!」


映画を飾る言葉がより期待をあおる。
ついでに言えば、日本語訳はいつも大作に名を連ねるあの戸田奈津子さん。
なんだか、映画からは「本命」と言う雰囲気が香水のように漂ってくる。
漂ってはくるのだけど・・・


主人公この映画は、嗅覚に優れている男が己の欲する香りを追求し、その結果猟奇的な殺人に手を染めていく物語。猟奇的と言うと「羊達の沈黙」が脳裏をよぎりますが、あくまでもリアルなサイコを追求した「羊達の沈黙」とは違い、「パフューム」は御伽噺の中のサイコと言うか、現実味を帯びない猟奇さと言った風合い。だからそんなにエグくもないし、心理的に怖くもない。ただ、「嗅覚が優れている」という男の行動に眉をひそめるだけ。

結論から言うと、私にはあまり合わない映画でした。
いえ、映画が悪いのではなく、単に好みの問題です。嗅覚という、映像にしにくい感覚を見事映像化させた監督の手腕は素晴らしいし(時々笑えるけど)、主人公の狂気とも言える「匂い」への執着、そして殺人にいたるまでのプロセスは丁寧だけどテンポ良く観る者を惹きつける。そして猟奇的でありながら、しかし芸術性を感じる映像、鋭すぎる感性が精神を狂わせるストーリー展開に、見る者は殺人者への憎しみを感じることはなく、むしろその真剣さに可笑しさと憐れみを覚えてしまう。

バラ多分私は、期待あるプロセスが存在する分、納得できる結果を求める傾向が強いのでしょう。そういう点で言うと、この映画の結末は理詰めよりも感性で捉えるべきものだった。だから、私は「なんでそうなる!」という辻褄の合わない気持ち悪さと、有り得ない可笑しさであきれてしまったわけで。

だけど。
この映画の衝撃。それは皆口を揃えて言うでしょう、ラスト10分のあの悪夢だと。
何を指して「史上最もセンセーショナルな結末」と謳うのかは分からないけど、あのシーンは私の映画人生においては間違いなくNO.1だった。
まるで共食いをしているかのような、何百もの人がうごめき合うその姿に、目を凝らして笑わずにはいられない。
仮にこの場に「ラピュタ」のムスカ大佐がいたら、 「はっはっは。見ろ、人がいも虫のようだ!」との名言を吐くとか吐かないとか。
少なくとも私はこんな感じでした。

女この映画は感性で見る映画。殺人云々でサスペンス性を出してはいるものの、決してサスペンスではない。。強いて言えば「ブラック・ファンタジー」と言った面持ちだ。
感性ついでに言うと、音楽はなんと天下のベルリンフィル。私はベルリンフィルの音楽が一番怖かった(笑)


ドイツの監督がメガホンをとり、しかし舞台はパリ。なのになぜか英語。(そして、ダスティン・ホフマン)
原作はパトリック・ジュースキント「香水 - ある人殺しの物語」
全くストーリーには納得がいかなかったし、個人的にはあまりオススメし難いけど、しかし原作には興味がわいてきました。
果たしてあのシーンはどのように描かれているのか、そしてラストシーンは本当に映画の通りなのか、ベストセラーの所以は何なのか。
それを確かめてみようと思います。

これでアカデミー獲ったらすごいわ





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[ジャンル検索]サスペンス/ドラマ | コメント(2) | トラックバック(0)2006/10/31(火)21:08

コメント

こんばんは。

作品紹介読むと凄そうなので、なんか興味をそそられてきました。
そんなわけで「ラスト10分の」から先は読まないでおきました。
そして実際観た後、私も評価★★だったりして^^;

でも日記に書いたあの映画観たあとならどんな映画観ても平気な気がしてきましたよ。

みやぽーさん観ることあったら「犯人誰なのか教えて下さい」ね(^^)

この記事のコメントになってなくてゴメンナサイです。

2006/11/01(水)01:02| URL | らい #- [ 編集]

らいさんへ

ある意味衝撃を受けます(笑)
私もこんな映画は初めてでした。
私のキャパを越えたというか・・・(^-^;)

らいさんのオススメ(?)映画、今日ツタヤに借りに行ったのですがそこには置いていませんでした。
ますます見たくなってきました(笑)

2006/11/01(水)22:52| URL | みやぽー #JJQdnNF. [ 編集]

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みやぽー(miyapoh)

Author:みやぽー(miyapoh)
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